2021/07/12
第35回わんぱく相撲 関場所
投稿者: 森有生
皆さん、こんにちは。伸和建設の森です。
今日は、表題にもありますが【第35回わんぱく相撲 関場所】が開催されましたのでご報告したいと思います。
(例年は3土俵で全学年を同時進行していますが、コロナウイルス対策として1土俵で1学年ごとの入れ替わり制として開催しました)
まず、わんぱく相撲について説明しますね!
わんぱく相撲は各地域のJCが主催している大会です。
その為、各地域によって通算開催回数が違いますし、わんぱく相撲の後に〇〇場所という表記が付きます。
関市の関JCが開催しているなら【わんぱく相撲 関場所】という感じになります。
これが地方大会と言われている大会になります。
対象は1~6年生の生徒です。この中で4~6年生の地方大会優勝者が全国大会へと出場する事になります。
例年ですと、わんぱく相撲 全国大会の開催場所は、、、なんと!!!
【両国国技館】です!
小学生で両国で相撲を取れるなんて凄く良い経験ですよね。これも日本全国に所在しているJCのネットワークパワーが効いています。
ですが、お察しの通り昨年はコロナウイルスの影響で地方大会も中止となりました。そして全国大会も中止となっています。
しかし、今年は何とかして開催してあげたいという思いで昨年末からの資料作成や会議等を重ねてきました。
会場の手配、運営スケジュール変更、その時の情勢に合わせた運営マニュアル変更等、かなり時間を費やしてきました。
仕事を終えてから、20時頃から集まったり、オンライン会議やオンライン理事会、、、ほんとに苦労しました。
・・・実はこの業務、全て、ボランティア活動なんです。しかも、ボランティア活動で更にお金の捻出もその半分以上をJCメンバーで出し合っています。
・・・え?ボランティアなんですか?なんでそこまでやるんですか?
普通はそうなりますよね。お金を自分達で払って、そしてイベントや行事、地域活動の主催をやって。
ほんとに疲れるばかりです。しかし、その中で得る経験値が全てを覆してくれるからこそ続けているのだと思います。
ちなみに、わんぱく相撲 関場所は第35回の開催になりました。これで35年間もやっているんですね。
実は僕も小学生低学年の頃にわんぱく相撲に出場したことがあります。
それだけ歴史がある大会となっています。
また、関市の参加者数は、近年では250名~300名で推移しており、この参加者数は全国でもトップクラスの参加率となっています。
比較してはいけませんが、岐阜市内のわんぱく相撲の参加児童数よりも倍以上多いです!
それだけ関市に根付いている由緒ある相撲大会という位置付けです。
なので、何としても開催してあげたいですよね。
5月に予定をしていましたが、今年は中止をせず、7月10日に延期という判断をしました。
そこまで粘って、何とか開催する事が出来ました。
開催当日まで怒涛のスケジュールでした。
当日スケジュールを載せます。
リハーサルも勿論やりました。万全の体制です。
僕の役目は、大会の司会進行役でした。
前日リハーサルも、開会式・閉会式を担当して行いました。
バッチリです。
そして当日
1年生の開会式、トーナメント戦、閉会式が終わったころです。
疲れが出始めました。
司会はずっと立っています。トーナメントが始まると対戦カードを読み上げます。
そのまま閉会式です。
これが1学年のスケジュール。
1年生が終わると、もう2年生が集まっていて順次開始しています。
そしてすぐに2年生の開会式スタート。
この感じです。
もう一度、スケジュール表を見てください。
なんと、なんと、なんと
各学年毎の入りと終わりの隙間時間がありません!
という事は、僕は6年生までの6回分の開会式、トーナメント、閉会式をエンドレスで行わなければなりません!
これに気が付いたのが1年生終了時でした。
この時ばかりは、スケジュールを考えた担当委員会の新海委員長を疑いました。
㈱しんかいの新海さんです。
でも、仲良しなので喧嘩はしません笑
予定時間よりも各学年が早く終わっていれば空き時間が出来ますので問題なかったのですが、そうはいきませんでした。全学年で少しづつ時間がおしていきました。
朝8時から、終わったら17時30分でした。
あの中でぶっ通しで良くやり切りました。
終わってみたら昼ご飯も食べる間もありませんでした。
でも、今大会では新しい試みも行いましたし、良い経験もさせてもらいました。
まずはライブ配信で、YOUTUBEで大会の様子を配信しました。
これは、コロナウイルス対策で参加児童1名に付き、保護者1名の観戦という縛りを設けたため、ご夫婦で行きたいというご要望や、ご家族で観戦したいというご要望を叶えたかったための取り組みです。
しかし、新しい事にチャレンジすれば勿論逆風もあります。ライブ配信はNGだという市民の声もありました。
問題も有ったかもしれませんが、喜んで頂けた方もいらっしゃいました。
特にご両親だけではなく遠方にお住いのおじいちゃん・おばあちゃんにも孫の有志を見てもらう事が出来ました。
便利になっているのだからこそ、使えるツールは徹底的に使っていきたいという結果でした。
また、試合に負けた時の子供たちの悔しがる姿、勝ってもガッツポーズをしないという相撲の哲学、様々なシーンで大人が考えさせられることが多かったです。
大人になると、勝負事で泣けることがありますか?
経験を積んだからかもしれませんが勝っても負けても泣く事って少なくなりませんか?
子供たちの試合を見て、改めて経験させてもらいました。
参加してくれたみんな、ありがとうございました。
至らない点もありましたが、経験値にして改善していきます。
また来年、第36回わんぱく相撲関場所でお待ちしています。